オンラインカジノ 税金

オンラインカジノでお金を引き出したら税金が発生するの?

オンラインカジノでお金を引き出したら税金が発生するの?

 

日本では競馬などで儲けた場合は、一時所得という所得となって税金がかかるしくみになっています。オンラインカジノでの儲けも同様で一時所得となります。

 

 

競馬の場合、例えば1-2 1-3 1-7 1-8の馬連4点買いで1-2が的中して5860円の払戻金だったとしましょう。各10万円買っていたとしますと、600万円弱の儲けになりますが、これが一時所得になります。

 

 

ただし、控除できるのは当たった目の1-2にかかった10万円だけで、ハズレ馬券は控除できないことになっています。オンラインカジノも同様で、勝ったときだけ一時所得となり、負けた時は自分持ちで控除できないそうです。

 

 

競馬でしたら競馬場や場外で馬券を買えば、儲けたときにも証拠は残りません。しかしインターネット投票のような銀行口座とのやり取りがある場合には、銀行から情報が漏れる恐れはあります。

 

 

カジノの場合は出金する時に銀行口座に振込する方法をとっていますと、記録が残りますので上記と同じことが言えるでしょう。なお電子決済サービスの発行するカードを使ってATMから現金をおろす場合は、当局が把握できるかは不明です。

 

 

結論は、カジノでの儲けは税務当局のやらずぶったくりということで、まじめに一時所得の申告をすると例の馬券裁判の人のようになるでしょう。

 

オンラインカジノでお金を引き出したら税金が発生するの?

 

すなわち30億円だか使って1億円の利益を得たのに、ハズレ馬券が控除されなかったため10何億円だかの所得とみなされたという理不尽な話で、それで裁判をしたんですね。

 

 

それでも確定申告するのでしたら、暦年の1月1日から12月31日までの勝ったゲームだけ所得になります。正確には、この期間内の勝ったゲームの収入から支出を差し引いて、更に最高50万円の特別控除を差し引きます。

 

 

差し引き後の額がプラスですと、確定申告が必要になるそうです。なお給与所得者は更に20万円の控除があるそうですから、70万円位までは大丈夫だと言われています。

 

 

ここでは勝ったゲームだけと言うのが大切で、損をしたゲームの損失は、全体の利益の支出にならないようです。そのため現実にはマイナスであっても、確定申告ではプラスになって課税されることもあるわけです。

 

 

注意したいのは所得税に応じて住民税も高くなりますし、社会保険も同様ですから、下手をしますと破産するかも知れません。

 

 

確定申告については、当局のデータベースに記録されてしまいますので、もし給与所得者でしたら副業をしていない限りは年末調整だけにしておくのが無難だと言えるでしょう。

 

 

副業をしている時には、個人事業主になって青色申告することで節税できるようですが、カジノが副業になるのかは専門家に訊いてみて下さい。